事例紹介

壁・床・天井、すべてが主役の異空間。

普段は基本的には、お客様との打ち合わせをしてデザイン、設計から自分たちで行うのですが、本件は珍しくデザイナーは別のお仕事。僕らは造り手として技術的に、デザイナーさんが思い描いた空間をズレなく再現する役割でした。

自分たちでは絶対にやらないデザイン、この場合で言うと、どの要素もすべて個性があり、一つとして脇役的なものがない。主役級のデザインが一つの空間に入るってまとまるのかな?って正直思っていたのですが、それが見事に異空間を作り上げていて、すごく勉強になったお仕事でした。内装で使っている木も、古民家解体で出た材木を、材木屋さんにスライスしてもらったりして、かなり手間暇をかけて利用しています。ものづくりの尊さを教えてくれた案件でした。